群馬県住宅供給公社
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リフォームについて

 1.リフォームの流れ

①はじめに

リフォームには、設備の変更やバリアフリー対応などの部分的なリフォームから、間取りの変更や耐震リフォームなど家全体のリフォームまでと範囲が広く、大規模な工事では構造安全上のチェックなどから、建築士等の技術者が関わる必要があります。
また、マンションにおいては、専有部分のリフォームであっても、一般的には管理組合への届け出等が必要となるなど、戸建住宅におけるリフォーム工事とは異なる点にも注意が必要です。
リフォームの流れ

②業者選択

はじめに肝心なのが業者選びです。地震への配慮、健康への影響、既存部分との関係を考慮する必要など、リフォームならではの専門的な知識、技術が必要とされます。
現在お住まいの住宅を施工した業者であれば構造や性能を把握しているので相談しやすいのですが、新しい業者に頼む時は2~3社に相談し見積もりを取ります。
予算をはっきりと伝え、訪問時の出張費や見積作成費が無料か有料かも確認します。
業者選びについては、住まいの相談センターにも相談いただけます。

③訪問・見積(図面)提出

実際にリフォームする現場を見てもらい、打合せを行います。事前に検討していた雑誌の切り抜きなどがあれば用意しておき、打ち合わせた内容はメモしておきます。十分な打ち合わせを行い、意思の疎通をはかることが大切です。
費用面では、工事の範囲と予算を決めておくことで、資金計画が立てやすくなります。のちほど提出される図面や見積が希望と合っているか確認します。
一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 「住宅リフォーム工事標準契約書式」(PDF1,281KB)
リフォームについて

④契約書締結

小規模なリフォーム工事でも必ず契約を結ぶ事でお互いの権利と義務を明確にします。
契約書には金額や工期など重要なことが書いてあります。必ず契約書を結ぶことと併せて工事範囲の記載された、図面、約款、見積り、仕様書等が添付されているか確認します。取り付ける設備機器などもカタログやショールーム、ネットなどで確認しておけば安心です。
万一不具合が生じた場合の責任についても、約款等にどのように規定されているか、確認しておきましょう。

⑤工事着工

工事内容について専門的なことがわからなくても、現場を見て確認しましょう。休み時間などに職人さんとコミュニケーションを取ることも良いことです。
リフォーム工事は始めてからでないと工事内容を確定できない場合があります。「工事内容変更合意書」(変更契約書)を取り交わすことや、追加の見積書を必ずもらい、工期の確認を行います。
また、リフォーム工事を行う前の状態がどうであったか、工事中や工事後の状態がどうなったかの記録を、写真で残しておくことが大きなトラブルを未然に防ぐ上で有効な場合があります。写真付の工事報告書の提出を依頼するか、必要に応じてご自身でも写真を撮っておくことをおすすめします。
リフォームについて

⑥完了

工事完了時には工事内容を事業者とともに現場で確認し、工事完了確認書などを取り交わして保管します。契約の条件に沿って支払を行います。場合によっては材料代として先にいくらか支払う場合もあります。

2.リフォームのコツ

①  特注品を作らない。

建物は「尺貫法(1尺=約33cm)」を基準の寸法で作られています。例えばサッシなどは量産されているものは比較的安く、納期も短いのですが、1cmでも大きくしたいなら、ワンサイズ大きなサッシを小さく加工する必要があります。
既製品の他に費用として大きなサッシ代金との差額 + 加工手間代金が上乗せされます。これはサッシだけではなく、ほとんどの材料に当てはまります。

②  価格を取るか満足度を取るか。

安くて丁寧なリフォーム業者なのに、出来上がってみると全体に安っぽくて気に入らない事もあります。打合せ段階で使用する部材についてカタログやサンプルなどでよく確認することが大事ですが、床材のグレードを上げるだけで高級感が出たりします。
優先順位をしっかり決め、こだわっている部分、お金を掛けたいと思う部分には、妥協せず、優先順位が低いところは、費用をスリム化したり、DIYで頑張ってみるなど、予算にメリハリをつけることも必要です。

③  同じ業種の工事はまとめて行う。

小さな面積であっても、工事に必要な業者の種類が多いと割高になってしまうのがリフォームの特徴です。特にたくさんの業種が必要になるのが、増築と、水回りのリフォームです。浴室・洗面・トイレ・キッチンなど同じ業種が必要となる工事はなるべく一緒に行なったり、増築無しでのプランを考えてみるなどの工夫をしてみましょう。
また、リフォーム工事の費用で大きな割合を占めるのが手間代です。一部分だけを残して壊し、新しく継ぎ足してというような内容だと、丁寧な解体や、新しい部分と古い部分のつなぎ目、いわゆる「取り合い」部分の仕上げに手間が掛かります。費用を掛けても古い部分の寿命のことを考えると、得策とは言えないケースもあります。

④  変更しない。

リフォーム工事は、着工前から材料の加工や、商品の発注が始まっています。着工直前や工事途中で、プランの変更依頼をすると、これらの加工や発注がやり直しになってしまいます。既に刻んでしまった材料は使えず、廃棄しなくてはならないものもありますし、商品は返品交換ができないものもあります。
最初からの予定であれば、まとめて工事することで安くできたものが、後から追加したせいで費用が割高になってしまうこともありますし、完成時期が遅れることが考えられます。
途中変更したい場合には、できるだけ早く伝えるようにし、その際にはどれだけの費用と期間が加算されるのかを良く確認することが大切です。

3.住宅リフォームに減税制度があります!

所得税の控除

  工事名 減額 概要
①投資型  耐震リフォーム 最高25万円 耐震投資型
バリアフリーリフォーム 最高20万円 バリアフリー投資型
省エネリフォーム 最高25万円 省エネ投資型
同居対応リフォーム 最高25万円 同居対応投資型
②ローン型  バリアフリーリフォーム バリアフリーローン型
省エネリフォーム 省エネローン型
同居対応リフォーム 同居対応ローン型

      ※ 各工事を行った場合、確定申告することで上記金額が所得税額から控除されます。

      ※ 概要については住宅リフォームガイドブック参照

固定資産税の減額

工事名 減額
耐震改修工事 固定資産税額(120m2相当分まで)が3年から1年の間、2分の1減額
バリアフリー改修工事 翌年度の固定資産税額(100m2相当分まで)が3分の1減額
省エネ改修工事 翌年度の固定資産税額(120m2相当分まで)が3分の1減額

※ 市町村に申告が必要です。

住宅ローン減税

住宅ローンを使用して要件を満たす増改築工事等を行った場合、住宅ローンの年末残高の1%が10年間にわたって所得税額から控除されます。

住宅取得等資金における贈与税の非課税借置

新築だけでなく、増改築等のための資金を父母や祖父母など直系尊属からの贈与により取得した場合において、一定金額までの贈与につき贈与税が非課税となる制度です。

贈与年 質の高い住宅 左記以外の住宅
平成28年 1月~平成28年9月 1,200万円 700万円
平成28年10月~平成29年9月 1,200万円 700万円
平成29年10月~平成30年9月 1,000万円 500万円
平成30年10月~平成31年10月 800万円 300万円

※平成28年8月現在 詳しくは税務署、市町村役場で確認してください。

 4.トラブルになってしまったら?

(1) 記録の作成

問題の経緯と内容の記録を作成、契約書等の書類と一緒に整理しておきます。
工事内容に関することであれば現場の状況写真を残しておきます。

(2) 事業者への連絡

事業者に連絡し、日程を調整してください。一緒に状況を確認し打合せを行います。

(3) 契約状況の確認

図面や契約書、契約約款に沿って、内容を確認します。 ※瑕疵等不具合に対する責任
リフォーム工事の瑕疵等の不具合については、保証書や保証約款に定める保証のほか、民法その他の法律上の権利を行使できる場合があります。

(4) 住まいの相談センターへの相談

業者とよく協議しても問題の決着に至らない場合はぐんま住まいの相談センターへ相談ください。
相談の際は契約書などの書類、問題の経緯や打合せの内容記録などをご用意ください。
一般的な相談で解決できない場合は、弁護士、建築士、宅建の専門家による相談も受付けています。

  • ぐんま住まいの相談センター Tel 027-210-6634
  • (一社)群馬県建築士事務所協会 Tel 027-255-1333
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